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札幌市東区の頭皮ケア専門美容室で学ぶ、頭皮ケアの全て

頭皮の層構造とその機能

 
ケン先生

「みなもさん、本日は頭皮の構造とその重要性についてお話ししましょう。頭皮は表面から表皮、真皮、皮下組織という三つの層に分かれていますが、さらに表皮は4層になっています」


お客様

「表皮の層ってなんという名前なんですか?」


ケン先生

「表皮はそれぞれ角質層、顆粒層、有棘層、基底層と呼ばれます。」


お客様

「表皮だけでもたくさんの層があるのですね!あと、頭皮の新陳代謝はどのように行われるんですか?」


ケン先生

「頭皮は新陳代謝を繰り返し、古い角質は垢やフケとして剥がれ落ちます。新しく生まれた基底層の細胞は細胞分裂によって上層に押し出され、最終的に角化して角質層となります。」


お客様

「もしかしてターンオーバーという名前ですか?」


ケン先生

「はい!その通りです。ターンオーバーはこのプロセス全体を指し、約28日間の周期で行われます。新たな皮膚が形成されるのに約14日かかり、その後の14日間で剥がれ落ちます。ターンオーバーの乱れはフケや頭皮の乾燥の原因になることがあります。」


お客様

「ターンオーバーが乱れないような健康な頭皮を保つためにはどうしたらいいのですか?」


ケン先生

「はい!適切なケアにより、健康な頭皮のターンオーバーを保つことが出来ます!バランスの良い食事、十分な水分摂取、適切な洗髪と保湿ケアが、健康な頭皮の維持には重要ですね」


ケン先生

「次に頭皮の健康状態について詳しく解説しますね。
まず、健康な頭皮ですが、これは皮脂のバランスが良い状態を指します。毛穴が清潔で適度な皮脂量を保っています。健康な頭皮は血行が良く、少し青みがかった色をしています。
そして、頭皮の健康が損なわれると次のような症状が現れます。

頭皮トラブルの一般的な症状

①乾燥頭皮
②過剰皮脂頭皮
③敏感頭皮

が主な症状ですね」


お客様

「乾燥頭皮とはどんな状態ですか?」


ケン先生

「乾燥頭皮は、皮脂分泌が少なく、カサカサしています。表皮にしっとり感がなく、乾燥した細かいフケが出ることが特徴です。」


お客様

「過剰皮脂頭皮とはどういう状態なのでしょうか?」


ケン先生

「過剰皮脂頭皮は、皮脂が過剰に分泌されてオイリーな状態です。毛穴に皮脂が溜まりやすく、大きめの脂性フケが出ることがあります。男性ではこの状態が続くと薄毛や抜け毛の危険があります。」


お客様

「敏感頭皮についても教えてください。」


ケン先生

「敏感頭皮は多様な刺激に敏感で、赤みや荒れ、重度になると吹き出物やただれ、抜け毛を引き起こすことがあります。僕もアシスタント時代に手荒れが腕、首、頭皮に広がり、脱毛を経験しました。そのため、早期の皮膚科受診と適切な頭皮ケアの重要性を痛感しました。敏感頭皮の方は、医師の診断を受け、正しいケアが大事です」


お客様

「症状がひどくなる前の対策が大事なんですね」


ケン先生
「さらに詳しく表にまとめましたのでご覧ください」
頭皮が乾燥している 皮脂の分泌量が少なく、頭皮が本来持っている機能である皮脂膜のフィルム状コーティングでのバリア形成がされず、頭皮水分量が少なくなり乾燥頭皮になり易くなります。この状態になると化学物質等の刺激に弱くなり赤味やフケの発生やひどくなると炎症へとつながっていきます。
頭皮がべたべたしている
皮脂腺で作られ毛穴を通って出てきた皮脂の分泌量が多く毛穴が詰まりやすい状態です。その為生えてくる髪が細くなったり、大きめのべたっとしたフケが出たり、頭皮の常在菌が異常繁殖して炎症、臭い、痒みへ繋がっていく場合もあります。
頭皮に赤みがある 一見肌の色に近く健康な状態と錯覚しますが、健康な頭皮は毛細血管の血行が良いため本来は毛細血管が透けて青白く見えるのが正常です。頭皮が赤くなる原因は頭皮内部の毛細血管の拡張と充血が起きているということになります。その原因として、洗い残った皮脂が空気と触れて酸化し過酸化脂質になったり、老廃物や洗いやすすぎが不十分でシャンプーやスタイリング剤等の化学物質が残って刺激になっている場合や過剰なストレスが挙げられます。
フケがある
フケの大部分は頭皮の古くなった細胞が脱落したものです。同じもので体の皮膚だと垢と呼ばれるものです。ただし頭皮のほうが皮膚より皮脂腺が多いため垢よりフケのほうがべたっとしています。
健康な頭皮の場合でも細部の脱落は常に起こっていますが脱落量が少ないためあまりフケを感じることはありません。フケがある場合は頭皮に異常を知らせる体からの【お知らせ】であり、乾燥頭皮、過剰皮脂頭皮のどちらにも起こります。乾燥頭皮はフケは細かく乾いています。過剰皮脂頭皮はフケが大きめで脂っぽいのが特徴です。
フケが過剰に目立つ場合はフケ症とよばれ、最近は脂漏性皮膚炎の前段階にあると考えられています。 
 痒みがある  ごくごく軽い痛みを痛点で感じることで人間は痒みとして感じます。痒みの原因は何らかの刺激が加えらることで引き起こされ、単純には軽い接触や暖められることで痒みを感じます。その一方で頭皮の痒みには皮脂などを栄養源とする頭皮微生物の繁殖がかかわっていると考えられています。その他に、髪の毛母細胞や髪の毛の色素を作るメラノサイトが血行不足だとサイトカインという免疫システム細胞物質を分泌する為、「頭皮が血行不足ですよ!」という【警告】として痒みを感じる場合もあります。

 

ケン先生

「次に頭皮トラブルの対処法についてさらに詳しく掘り下げていきます。
みなもさんは体内のリンパ系についてご存知ですか?」


お客様

「はい!聞いたことあります」


ケン先生

「リンパ系は老廃物を流す役割を果たしており、体内の不要な物質を排出する重要なシステムなんです」


お客様

「すごいですね!心臓が全身に血液を送りこむポンプなら、リンパは不要なものを回収する働きなんですね」


ケン先生

「はい!まさに心臓と血管が上水道なら、リンパ系のリンパ節やリンパ管は下水道と処理場のような機能を持ちます。しかし、リンパ管には心臓のようなポンプ機関がないため、マッサージや運動、ストレッチによってリンパの流れを促進する必要があります」


お客様

「そうかー流れるように動かす必要があるのですね。
ちなみに男女とか若齢者と高齢者ではリンパ系の働きに違いとかはあるんですか?」


ケン先生

「男女差はあまりないですが、子供とお年寄りでは違いがありますね。
子供は成長期の活発な新陳代謝により、寝ている間も多く動くことでリンパ液を流す必要がありますし、一方で高齢者は新陳代謝が遅いため、寝ている時にはあまり動かない傾向があります。」


お客様

「体を動かすこと以外にも流れをよくする方法はありますか?」


ケン先生

「体を動かすことは筋肉を活性化し血流を促進する最良の方法ですが、マッサージも効果的です。特に頭皮は頭頂部を除いて筋肉が少なく、運動だけでは血流やリンパの流れを改善しづらいため、頭皮マッサージが重要です」


お客様

「なるほど!足とか手は筋肉が動いてリンパが流れるけど、頭頂部は筋肉が無いから自分で動かさなきゃダメなんですね。なんだか毎日頭皮揉んで動かしたくなってきました!
ちなみに頭皮マッサージのポイントとかってありますか?」


ケン先生

「頭皮マッサージは継続的に行い、過度に行わないことがポイントです。ただしあまり強い力でやり過ぎると毛細血管に負担をかけ、内出血起こしたりなど逆効果となる可能性があります。こんな感じで頭皮を動かすといいですよ」
 
ケン先生

「次に、当店のクリームバスについてご説明します。当店で使用するエッセンシャルオイルは、花や葉、果実、樹皮、種子から抽出した有効成分を高濃度に含む精油です。脂溶性で頭皮への浸透力が高く、「テラピー効果」による有効成分の働きと、天然の香りで嗅覚を刺激する「アロマ効果」が期待できます。
また、植物エキスは植物が持つ栄養や有効成分を抽出したもので、ヨーロッパでは古くから研究が続けられてきました。
当店では、札幌市東区の美容室として、リトルサイエンティスト社のエッセンシャルオイル『リマサリオイル』と植物エキス『スキャルプローション』をいち早く導入しています。」

というメニューで月間70~100名のお客様に施術しています」

リマサリオイル

リマサリエッセンシャルオイル
香り
写真左 ヴァータオイル 写真中央 ピッタオイル 写真右 カパオイル

【頭皮の状態から選ぶ】

【頭皮の状態から選ぶ】  【頭皮の状態から選ぶ】
・カサツキが気になる荒れやす
 い肌

・乾燥による痒みがある方
・細かいフケがある方 
・脂っぽいのにカサつく肌
・頭皮の痒み、炎症が起きやすい状態
・発疹・蕁麻疹が出ている方
・デリケートなカラー後の肌に 
・ベタつきのある肌
・頭皮の臭いが気になる方
・大きなフケにお悩みの方 
【体調の状態から選ぶ】

 【体調の状態から選ぶ】
 【体調の状態から選ぶ】

・便秘や下痢を繰り返している方
・肩こりや腰痛のひどい方
・冷え性がひどい方
・不安や心配事がある方
・胃の痛みや不調がある方
・イライラしやすい方
・口臭もしくは口内炎が気になる方
・蕁麻疹や肌荒れがある方
・咳や気管支炎のある方
・鼻詰まりや鼻水でつらい方
・偏頭痛がひどい方
・花粉症の方
・手足のむくみや関節痛がある方
【アロマ効果で選ぶ】 【アロマ効果で選ぶ】 【アロマ効果で選ぶ】
《イランイラン》不安、ストレス、緊張を取り除き、幸福感をつくりだす
《ローズマリー》消化機能を高める フケの防止
《ローズウッド》頭痛、不安、モヤモヤ、落ち込みを解消する
《ローマカミツレ》蕁麻疹、肌荒れ、フケ、痒み、肌の炎症を予防する
《オレンジの花》筋肉、神経、ストレスを和らげる心の鎮静効果がある
《ラベンダー》イライラ、胃痛を和らげます 肌への抗炎症、鎮痛、消毒効果がある
 《ハッカ》ストレス、イライラ、眠気を和らげる
《ティートゥリー》風邪、細菌などを防ぎ、浄化作用がある
《ユーカリ》気管支トラブルの予防や緩和をする。鼻炎・花粉症・偏頭痛に効果がある

ジャムウレーベル スキャルプローション 

植物エキス ジャムウレーベルスキャルプローション
<成分解説>
  • アロエベラ液汁

    • コラーゲン産生促進、保湿効果。
  • フコイダン(褐藻エキス)

    • 免疫力の活性化、保湿、美肌効果。
  • オタネニンジンエキス

    • 血流促進、抗炎症、毛髪の成長促進。
  • コタラヒムブツ(サラシアレチクラタ木エキス)

    • 炎症緩和、皮膚疾患改善、アーユルヴェーダにて使用。
  • ニーム(メリアアザジラクタ葉エキス)

    • 解毒、血の浄化、アーユルヴェーダの万能薬。
  • センブリエキス

    • 血行促進、毛髪の成長促進。
  • ボタンエキス

    • 抗炎症、育毛、血流促進、抗菌作用。
  • ヒキオコシエキス

    • ヘアサイクル改善、抗腫瘍作用。
  • フユボダイジュ花エキス

    • 保湿、コラーゲン保護、抗炎症。
  • ダイズエキス

    • 女性ホルモン様作用、肌の潤いと弾力改善。
  • セージエキス

    • 育毛、抗炎症、抗酸化作用。
  • オウゴンエキス

    • 抗炎症、抗アレルギー、美白、細胞活性化。
  • カンゾウ根エキス

    • 抗炎症、抗酸化、美肌効果。
  • キダチアロエ葉エキス

    • 保湿効果、肌荒れ防止。
  • ショウキョウエキス

    • 血行促進、抗菌効果。
  • セイヨウハッカエキス

    • 抗菌、抗炎症効果。
  • トレハロース

    • 保湿力が高く、乾燥肌の改善に適用。
  • 加水分解ケラチン(羊毛)

    • 髪質改善、毛髪と肌の保護・修復。
  • グリチルリチン酸2K

    • 抗炎症、抗アレルギー、育毛効果。
  • 酢酸トコフェロール

    • 抗酸化作用、血行促進、肌荒れ防止。
  • パルミチン酸レチノール

    • 皮膚細胞保護、ニキビ治療、乾燥肌改善。

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