以前と同じ設計を、
そのまま当てはめない。
ハリ・コシや毛量、 トップの立ち上がり方、 毛先の厚みが変わってきたと感じるときは、 「以前と同じ切り方」をそのまま続けるのではなく、 今の髪に必要な重さと動きを見直します。
軽くすればボリュームが出る、
ではない。
髪を軽くしすぎると、 毛先の厚みが減ったり、 表面が動きすぎたり、 シルエットが安定しにくくなる場合があります。 だからこそ、 「どこを切るか」だけでなく 「どこを残すか」まで含めて考えます。
必要な場所には、厚みを残す。
全体を均一に軽くするのではなく、 毛先やシルエットに必要な場所には 重さを残します。 厚みがあることで、 形が安定しやすい部分もあります。
トップを短くすればよい、とは考えない。
トップを短くすると 動きが出やすくなる場合はありますが、 髪質や毛量、生え方によっては それだけでボリュームが整うとは限りません。 周囲とのつながりまで見ながら長さを決めます。
レイヤー量を、一律に決めない。
動きを出したいからといって、 全員に同じ量のレイヤーを入れるわけではありません。 表面の動き、 毛先の厚み、 後頭部やサイドとのバランスを見て調整します。
セニングで軽くすればよい、ではない。
必要以上に毛量を減らすと、 毛先が頼りなく見えたり、 表面が不安定になったりする場合があります。 セニングは目的ではなく、 必要な部分を調整するための手段として使います。
毛先を細くしすぎない。
毛先にある程度の厚みを残すことで、 シルエットの輪郭が見えやすくなり、 まとまりを作りやすい場合があります。 軽さだけを優先しません。
表面を軽くしすぎない。
表面の髪は、 シルエットや見た目のまとまりにも関わります。 動きを出すために軽くしすぎると、 形が落ち着きにくくなることもあるため、 必要な長さと厚みを見ながら調整します。
生え癖は、消すだけでなく活かすことも考える。
つむじや襟足、 毛流れの向きは一人ひとり違います。 生え方をすべて抑え込むのではなく、 場合によってはその動きを利用しながら シルエットを作ります。
トップ・後頭部・サイドを、ひとつの形として見る。
トップだけ、 後頭部だけを見るのではなく、 横から見た丸みや サイドへのつながりまで含めて、 残す場所と動かす場所を決めます。
切る場所だけでなく、
残す場所を決める。
ウェイト、レイヤー、セニング、 毛先の厚み、生え癖。 それぞれを単独で考えるのではなく、 トップ・後頭部・サイドのつながりを見ながら、 今の髪に合う形へ調整します。
ハリ・コシを考える
ホームケア。
50代になって髪のハリ・コシや ボリュームの変化が気になってきても、 トリートメントは 「重く、しっとりさせればよい」 とは限りません。 今の髪質と、どんな仕上がりにしたいかを 一緒に考えます。
重さを足すことと、
ボリュームを考えることは別。
まとまりを求めて重い質感のケアを重ねると、 髪質や使用量によっては トップがつぶれやすく感じる場合があります。 一方で、軽さだけを優先すると 毛先のまとまりが足りなく感じることもあります。 必要なのは、 髪質と仕上がりのバランスを見ることです。
トリートメントは、重ければよいわけではない。
しっとり感が必要な髪もあれば、 重さを足しすぎると トップや全体の動きが出にくく感じる髪もあります。 年齢だけで決めず、 髪質や毛量、仕上がりの希望に合わせます。
洗い流すケアは、髪の状態に合わせる。
洗い流すトリートメントを使用する場合は、 製品表示や使用方法に従います。 使用量やつけ方を一律に決めず、 髪の長さや質感に合わせて扱います。
洗い流さないケアも、仕上がりから選ぶ。
オイル、ミルクなど 洗い流さないタイプのケアも、 重さや質感は製品によって異なります。 使用する場合は製品表示を確認し、 今の髪と希望する仕上がりに合わせます。
トリートメントだけで、髪型を作ろうとしない。
ホームケアは、 髪を扱いやすくするための一つの要素です。 トップの位置や後頭部の丸み、 毛先の厚みといったシルエットは、 カット設計と切り離さずに考えます。
カットとケアを、
別々に考えすぎない。
50代からハリ・コシやボリュームが 気になってきたときも、 トリートメントだけで 髪を若い状態へ戻すことはできません。
今の髪に必要なシルエットをカットで考え、 その形を日常で扱いやすくするために ホームケアを組み合わせます。