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静電気の原因と根本的な解決策

日常でできる静電気対策

髪の静電気の原因とは?
髪の水分調節機能の重要性

冬の静電気の主な原因は、空気の乾燥です。
湿度が高いと空気中の水分が電気を拡散させやすく、静電気は発生しにくくなります。しかし、冬になると湿度が低下し、体に帯電した電気が拡散しにくくなるため、静電気が発生しやすくなります。

体内の酸化がもたらす影響

酸化とは、体内の細胞が酸素と結びつきダメージを受ける現象です。酸化ストレスが増加すると、

・細胞や組織の機能が低下
・老化や病気の原因になる
・酸化によりプラスの電荷(正の電荷)を帯び静電気が発生しやすくなる

等の状態になります。

pHバランスの乱れが静電気に与える影響

体内は健康な状態で弱アルカリ性を保っています。
しかし、

・不健康な食生活
・不規則な生活
・ストレス

などが原因で体内が酸性に傾くことがあります。
この酸性状態は、細胞や血液が電荷を帯びやすい状態を作り出し、結果として静電気が発生しやすくなります。

  • 不健康な食生活:加工食品や砂糖、酸性食品(肉類、乳製品など)の摂取が多いと、体内が酸性に傾きやすくなります。
  • ストレス:精神的ストレスは体内に活性酸素を生み出し、酸化ストレスを引き起こし、pHバランスを乱します。
  • 過度の運動やアルコール:これらも酸性物質を体内に増やし、pHバランスを崩す要因となります。
  • 抗酸化物質の摂取:ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質を含む食品(緑黄色野菜、果物、ナッツ類など)を積極的に摂取しましょう。
  • アルカリ性食品の摂取:野菜、フルーツ、海藻類などのアルカリ性食品を取り入れることで、体内のpHバランスを整えやすくなります。
  • 水分補給:乾燥した体は電荷が帯びやすくなります。適度な水分補給で体内の電気伝導性を高め、電荷のバランスを保つことが大切です。
  • ストレス管理:ヨガや瞑想などのリラックス方法を取り入れ、精神的ストレスを減らしましょう。

髪の静電気対策として重要なのは、髪の水分調節機能を維持することです。
普段からセラミド、コレステロール、ケラチンを含んだ流さないトリートメントを用いるのが効果的です。

流さないトリートメントによる静電気対策動画

髪の水分調節機能の維持は、CMC脂質(セラミド、コレステロール)が重要で、これらが髪内部の水分を保持する役割をしていますが、水分調節機能が壊れる原因として

①アルカリ性のパーマや縮毛矯正は、還元剤が髪のケラチン骨格を脆弱にし、高アルカリがCMC脂質の流出を促し、水分保持能力を低下させる。
②縮毛矯正ではさらに高温アイロンによる熱でのCMC流出がある。
③酸性のパーマ液や縮毛矯正は、還元剤でのケラチン骨格と酸性薬剤の繰り返し使用による酸収縮で水分調節機能が低下する。
④カラーやブリーチは、高アルカリ度によるCMC脂質の流出とキューティクルの剥離を引き起こす。

ハートシェイプドボックスでは対策としてこれらの施術時に

①CMC脂質を補充
②リケラというケラチン骨格を補強する薬剤も使用して、
髪の水分保持能力の低下を防ぎます。
③パーマ液や縮毛矯正剤はアルカリ性酸性を適切に使い分けて使用。
④繰り返しのカラーやパーマでケラチン骨格が弱くなっている髪は、CMC脂質補充の効果が持続しにくいので、定着持続処理もします。

セラミド、コレステロール、リケラについての詳細は、
オーナー簗取が講師を務めるビーアンビシャス社のYouTube動画で詳しく解説しています。

セラミド&コレステロール補充でよく使う薬剤


ケラチン補強でよく使うリケラ(ReKERA)シリーズ


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