実技と知識の共有が私たちの強み
毎週日曜日18時からのハートシェイプドボックス勉強会
実技と実験検証
「こんにちは、ケンさん。今日はハートシェイプドボックスの練習会について聞かせてください!」
「こんにちは、かのんさん。当店では、毎週日曜日18時までの営業後、20時まで勉強会に時間を当てています」
「日曜日の営業時間を短縮して勉強会に充てているんですね!」
「はい!そうなんです!
長期視点で見ると、勉強会によって技術・知識・経験・実体験の向上となり、結果的に信頼向上や顧客定着率、失客率低下となり、お店にとってもスタッフにとってもメリットになります」
「短期の利益ではなく長期の人的資産投資からの利益という面でとても素晴らしい取り組みですね!」
「はい!それと毎週日曜日18時~きっちり2時間と時間を決めることで、準備から練習会の流れ等、効率よく考えるトレーニングにもなりますし、2時間という短い時間でいかに効率よく集中して取り組むかのトレーニングにもなるんです」
「確かに終わり時間決めずにだらだらやるよりも、時間が決まっている方が、モチベーションや集中力を保つには効果的ですね!ちなみに、練習会の内容はどうやって決めているのですか?」
「はい!スタッフそれぞれが練習会アイデアを思いついたときに、バックルームにメモを貼り、皆で次は何やろうか?と話し合い決めています」
「また、約束事として、例えば1年目のアシスタントが
【シャンプーをもう一度練習したい】
と練習会アイデアを出したときに、ベテランスタッフが
【シャンプーはうちら何10年も、散々やってきてるから却下!アシスタントだけでやって!】
というのは禁止で、徹底的にオーナーの僕も含めて本気で全員シャンプーの練習をします」
「ただ、そこで工夫として、
・髪に摩擦をかけないシャンプーの泡立て方!
・酸リンスの効果的な塗布方法!
・顔周り流すときに不快に感じないシャワー角度!
・アニオンであるシャンプーとカチオンであるトリートメントを不用意に頭皮や髪に残留させ過ぎない水洗方法!
など、ハートシェイプドボックスの技術の根幹を支える内容をシャンプー練習に盛り込んでいきます」
「1年目のアシスタントさんの練習内容のアイデアに対して、否定ではなく、肯定し皆で内容を工夫し、発展し広げていく。とても良い練習会の組み立て方だと思います!
こうすることで普段の個人練習の時もただ決められたカリキュラムをこなすだけではなく、ブラッシュアップした練習を考える力も身に付きますね」
「はい!やはり、最新の技術や知識を勉強するのは楽しいですし大切ですが、既に修得した内容を定期的に振り返っての再確認や、既にやった事のある同じ練習でも、工夫して発展させることで新たな気付きになることもあります」
「とても大切なことですね!最新の技術や知識を勉強することもあるんですか?」
「はい!スタッフ間で気になる新しい技術やデザインの情報を持ち寄り、それについて解体、分析していくこともあります。これに関しては、アシスタントやスタイリスト関係なく情報を共有できるのでお互いに学び合いが出来て有意義な時間になります!」
「それも楽しそうですね!」
「そうなんです!積み上げてきた技術や知識だけでなく、若い感性が光る瞬間でもあるのでとても大切にしているんですよ」
「教える、教わる事だけでなく、お互いに共有しあってお店のスキルやレベルアップに繋げているのですね!とても安心感があり、信頼できるサロンさんだと感じました。きょうは練習会のお話を聞かせてくださってありがとうございました!」
「こちらこそありがとうございました!これからもいろいろな練習会を重ねて良いサロンづくりをしていきますのでどうぞよろしくお願いします!勉強会動画や。お店のインスタもぜひチェックしてくださいね♪」
「今日は美容師さんがどんなことを考えて練習会を行っているか知れて良かったです!ありがとうございました!」